私たちの理念とあゆみ
私たちの会は身体にも知的にも重い障害をあわせ持つ子どもの親の会です。
母体となる全国重症心身障害児(者)を守る会は、昭和39年(1964年)に設立されました。「最も弱いものをひとりももれなく守る」を基本理念とし、社会の共感を得ながら、ともに育ち、ともに生きる親を目標に全都道府県に支部を設置し活動を続けています。
石川県重症心身障害児(者)を守る会は、平成8年(1996年)に設置され、重症心身障害児(者)への理解や、福祉・医療・教育の向上と充実を願い、どんなに重い障害があってもいきいきと暮らせるように、子どもの命と向き合い、わずかな成長にも喜び、笑顔に支えられ、会員同士助け合いながら子どもの幸せを求めています。
重症心身障害って?
都立府中療育センター元院長 大島一良博士により考案された判定方法
走れる | 歩ける | 歩行障害 | すわれる | 寝たきり | (IQ) |
---|---|---|---|---|---|
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 80 |
20 | 13 | 14 | 15 | 16 | 70 |
19 | 12 | 7 | 8 | 9 | 50 |
18 | 11 | 6 | 3 | 4 | 35 |
17 | 10 | 5 | 2 | 1 | 20 |
1~4の範囲
重症心身障害児です。
5~9の範囲
定義にあてはまりにくく、以下のような状態が多いのが特徴で、周辺児と呼ばれています。
- 絶えず医学的管理下に置くべきもの
- 障害の状態が進行的と思われるもの
- 合併症がある